Yamanomori
Verdant



   



-春の愉-

~旬の話~ 
*時々白馬のスキー場の夏の営業の話題が新聞ニュースなどに紹介されるが、大概は自然環境を蔑ろにしかねない新しい観光施設の紹介や 、場当たり的な思いつきのようないつまで続くか疑わざるを得ない誘客活動ぐらいにしか響かないものが多い気配で、有機野菜の栽培に取り組 
 む若い移住者の方々や自然環境と住みよい生活環境の保全に取り組む年配の方々にもっと焦点を当てていただきたい野が本音 (05/31)
*つい先日、近くのお寺の枝垂れ桜の最後の花が枝から落ちた 何とも間延びした初春の花模様のまわりでは八重桜がはや散りだし
 近くの森の中ではツツジがすでに満開を迎え 季節の花便りがいつもと違うとても入り組んだ不思議な春の様相 (05/13)
*夜明けと共に森に響き渡る賑やかな野鳥の声 今朝は誰が一番さんかなと目を覚まし 心の耳を澄ます春の呼声 (04/30)
*冬の名残を惜しむ間もなく気温は初春どころか 地球温暖化のおかげで一気に初夏のようなぽかぽか陽気の日もありそうな気配 
 今年の四月も近年の春のごとく花はパッと咲いてはすぐに散り 長い寒い季節がようやく終わった余韻も楽しむ間もなく過ぎてきそうな
 ニューノーマル (04/06)
*春の到来に合わせて鳥の歌声と共に聞こえてきたのが 耳障りな『開発』の地響き。おかげで不動産価格が右肩上がりして
 人々は村の景気が良くなってきたと勘違いしてどんどん海外投資家に捨て値で投げ売りし おかげで白馬の春は 間もなく
 森の木々の木立の代わりに真新しいコンクリートの壁に囲まれた『新しい村』へとその姿を変えてゆくでしょう (03/27)
     
     
     
     
景色を滑る

水を張った田園風景を眼下に
風を切って雪原を滑り降りる。
真冬には味わえなかった
春スキーならではのたのしみ

カーテンを開いて


森にかこまれた山の森
鳥の歌声に目を覚まし
優しい春風の調べに
心を研ぎ澄ます

春を探しに

森の小道に足をふみだせば
顔をのぞかすザゼンソウ
昔から変わらない
春告げのわき水の音

淡いコントラスト

丘の上から天を仰げば
棚引く雲のベールに着飾った淡い空
新緑彩る山々の背に
真っ白な稜線の北アルプス

信州の桜

何百本もの桜木を仰ぐよりも
たった一本の桜を愛でたい
それが信州の風景に溶け込んだ
自然な桜の楽しみ方

山の幸

春は山菜に始まり
季節を追うごとに
農家のお店の棚が
賑わいを増す

海の幸

白馬から北へ1時間
そこはもう日本海
鮮魚市場をのぞくと
地元だけの海の幸も
魚師さんに料理法を訊ねても


 
 
夏の愉
秋の愉
冬の愉





〒399-9211
長野県北安曇郡白馬村神城22203-13
℡0261-75-2992

email: hakubayamanomori@yahoo.co.jp

Facebook: https://www.facebook.com/yamanomori/