Yamanomori
Green Season



   
-夏の愉-

~句のお話~
*夜明けと共に歌い出す森の鳥たち ほんとうに朝が来るのが待ち遠しんだね (6月13日)

*開発事業者による騒音公害 自動車の排気ガスによる大気汚染 農薬の過剰散布による水質汚染 観光振興による
 自然環境破壊 Tourism Pollutionの意味が手に取って分かるような白馬の現状 SDGSなんてとんでもない嘘じゃん (7月1日)

*まるで真夏のような暑さが続く中、蛙は暑さに耐えかねて森の中へ避難してじっと我慢し 小鳥たちは日陰で暑い日中を過ごして、涼しい朝夕に
 森を駆け巡り餌さがしに飛び回る(7月10日)
*キビタキが愉しそうに鳴いていると すぐけたたましく声を上げながら飛んで近寄り ギャーギャー追い立てる厄介者のヒヨドリ。どうして小唄一つ
 歌えないものか不思議でならない お馬鹿ちゃんの一つ覚え(8月5日)

*梅雨の時期に逆戻りしたような8月の白馬。日照不足なのか 隣の大町市や安曇野市に比べて 稲も蕎麦も生育も今一つのような
 6月に一度花開いた森の樹木やアジサイが 季節を勘違いしたのか 二度咲きが時折目につく (8月28日)



  
    季の風景

深い霧に包まれた森の中のチャペル
信州は一日の時間の流れの中で
空気も風景もめまぐるしく変わる
その一瞬一瞬を追って
いつしか空は夕暮れ色に

山間の眺望

山々に囲まれた信州の風景
まるで緑の額縁の一枚の絵
初夏の杏畑と聳え立つ山並み
頭上で踊るように湧き上がる夏雲

果実をたのしむ

春は杏
夏はブルーベリー
秋は葡萄に林檎
旬の果実を楽しまずに
信州を離れることはできない

森を歩こう

何か特別なことをしなくても
自然に癒しを求めて森を歩けば
小鳥の歌声と小川のせせらぎ
木々の間を駈け抜ける風に
心を研ぎ澄ます

地図に無い世界

観光地図は横に置き
地図に無い道をどんどん登る
急なカーブが続く山道を行くと
昔の学校の思い出のモニュメント

湿原の花

自然で育った草花は
造園種にはない色の優しさと
生命の光を持っている
心潤す雪解け水の流れ
森に差し込む温かい陽の光

木陰の下

北信州のガーデンで見つけた
ちょっとおしゃれなベンチ
日本にいながらどこか西洋的な
信州の雰囲気を醸し出している

秘境の探訪

信州に根付く山岳信仰巡礼地
ちょっと山奥に立派な門構えの山寺
その伽藍の美しさや鐘楼や塔の高さ
眼下に広がる山郷の景色


姫川源流のカキツバタの紫の花、バイカモの白い花が見ごろを迎えています。(06/01)

春の愉
秋の愉
冬の愉





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